面接成功のメソッド

準備はしっかり、アピールははっきり

介護職における面接時の準備と対応

介護士として仕事に就きたいと活動し面接の日程が決まったなら、面接が行われる施設の場所は事前に確認しておいた方が良いでしょう。
トラブルが原因で面接時間に間に合わないといった事態も想定して、連絡先の確認もしておいた方が無難です。
また、履歴書や職務経歴書などが必要な場合は忘れずに準備しておきましょう。
当日の服装ですが、すっきりとした印象を与えるものが望ましいです。
見た目をチェックしてくれる相手がいるのなら、アドバイスをもらうと良いかもしれません。
実際の面接では常識的で冷静な対応を求められますが、聞かれるであろう質問を想定してあらかじめ話す内容を決めておくことで心にゆとりを持てるでしょう。
少なくとも履歴書・職務経歴書に書かれた内容に関する質問には、きちんと答えられるようにしておきます。
なぜその施設を就職場所として希望するのかといった質問には、施設についての情報の収集と自己の動機の分析を明確に行っておく必要があります。
介護士としてやりたいことを聞かれた場合にも、ただ単に要求を述べるだけでなく自分が経験してきたことをエピソードを交えて話すことで、介護に対する姿勢や目標をしっかりと相手側に伝えることができます。
介護士として働いた経験と資格がない場合は、どうしても狭き門になる可能性があります。
介護士は経験と資格がなくても挑戦しやすい仕事ではありますが、同じタイミングで経験も資格も持つ人が応募した場合は不利になることも考えられます。
「経験と資格がなくても挑戦できそうだから」というような志望動機は絶対に避け、意欲的に業務に取り組んで資格を取得する意欲もあることなど熱心さを伝えるようにしましょう。
中には業務と直接関係のない質問をされるケースもあると思いますが、気負いすぎず平常心を保つよう心がけましょう。
最後に基本的なことになりますが、質疑応答中は姿勢を正し、はっきりとした声で発言するようにするだけでも好印象を与えられます。
なによりやる気のある態度を見せることが良い結果に繋がることになるのです。